希望の轍/サザンオールスターズ by KIMIKO

湘南を主要エリアとして精力的な活動を展開しているKIMIKOさんの作品です。

プロフィール

2020年より湘南に拠点を移し、フープサークル主宰、講師、パフォーマンス活動やフープジャムなどを開催し、フープの楽しさを拡散中。

パフォーマーからのコメント

茅ヶ崎駅の発車メロディーにも使われている湘南をイメージする曲です♪
初中級6人用の構成をソロに直しました。
わかりやすいフープの技を使い、KANA∞ Hat Jugglingレッスンのハット技を入れて私らしさも加えましたが、この作品を気に入って下さり、そしてこの作品を踊ってみたいと思って下さったら嬉しいです。

フープ: フープ東京PPフープ 外径83cm
衣装: 赤べこ
レギンス: decorata


講評

湘南エリアでフープサークル(湘南フープクラブ)を主宰されているKIMIKOさん。初心者の方もまじえた群舞用のナンバーをベースにされているということで、技のひとつひとつの難易度を上げるよりも、ポーズや所作など全体の美しさ・優雅さを重視されていることがよく伝わります。とはいえ、しっかり高難度の技(2’14”-2’17” Btb elbow to elbow)も取り入れていらっしゃるのはさすがです。Btb elbow to elbowは音に合わせるのがとても難しい技であることも言及しておきたいですね。

特筆すべきは指先の美しさ。フープを操作していると空いている方の手がないがしろにされてしまうことがよくありますが、こちらの作品は手の置き場や形など、すべて意図して動きをつけられています。そして笑顔!観ている側への心くばりの表れにも思われます。身に着けていらっしゃる衣装やプロップにも、ご縁を大事にされるKIMIKOさんのお人柄が滲んでいるようです。

しぐさに気を配りつつフープのフロウを破綻なくマッチさせることはそう簡単ではありませんが、具体的なイメージを持つなど意識の仕方を習慣づけていくことで、たとえ身体能力に差があってもそれぞれの美しさを追求することができます。サークルメンバーのみなさんは、そんなKIMIKOさんの指導のもとで和気あいあいとフープを楽しんでおられるのでしょう。どうぞその勢いで、今後もご活躍ください。期待しています!–(フープ東京代表 AYUMI)